■詰め替えインクでプリンタインクの詰め替え
canon ip2700というプリンタにサンワサプライの詰め替えインクを注入して使用してみた。
黒:INK-C310B60S、カラー:INK-C311S30S
■メリット
結果、何の問題もなく印刷できており、カートリッジ1セットだけだとしても3,000円程度コストダウンできた。
■デメリット
手が汚れる、カートリッジを購入して交換するよりも対処に時間がかかる
※追記
3カ月くらいして黒の印刷がかすれるようになってきたが、インクを再度注入したら正常に印刷されるようになった。2週間に一回程度の使用でかつ寒くてインクには厳しい冬も越したが、インクは詰まることなく現在も使用できており問題ない。この詰め替えインクにしてからインク代が格安なので、気兼ねなく印刷できるようになってとても助かっている。
■インク注入の流れ
カートリッジに穴をあけることになるので、今まで躊躇して高額な純正インクを何本も購入してきたが、プリンタの使用頻度が高くないことと、ダメなら近くのコンビニで印刷すればいいかなということでインクの詰め替えにチャレンジしてみることに。
これにシールを貼って穴をあける位置を定め、
ドリルで穴をあけてインクを注入。
少しこぼれたのをふき取り、いざカラーへ。これが、
こうなった。
ぶしゃー笑。インクはみ出しまくり。でもまあ、ふき取れば問題なし。カートリッジをセットして、
いざ印刷!
最初はかすれていたが、
だんだんと
よくなり
最後はこんな感じにきれいに印刷できた。
写真を印刷しても問題なし。
カートリッジ裏の端子を拭いてヘッドクリーニングを1回行ったらわりとすぐにきれいに印刷できるようになった。
上の写真の左側に写っている端子が汚れていたようだ。
途中で印刷ヘッドを紙と接するように置いたらインクが漏れ出していた。
置くときはヘッド部分が他のものに接しないようにしておくとよい。
大して難しくないし、工作が好きならむしろこの作業は楽しいと思う。
■インク注入時のヒント
少しずつボトルを圧縮してインクを注入していると、ボトルの圧縮を戻したときに空気がボトルに戻ってくる。この戻りがなくなったときに注入をやめると良い。
■金額詳細
純正インク:黒2,409円+カラー2,648円=5,057円
詰め替えインク:黒782円+カラー1,200円=1,982円(3,075円安い!)
インクカートリッジ1回分だとしても3,000円くらい安いが、詰め替えインクは4回程度は詰め替え可能なので、実質インクカートリッジ1回分は1,982円/4回=500円程度である。激安。
ちなみにcanonのip2700本体は3,000円で買ったものなので、インクが切れたら本体を捨てて買い替える方がお得だったという不思議なプリンタである。ただ、今はもう3,000円では販売されていない。
■まとめ
インクカートリッジにドリルで穴を開けるがひと手間あるのと、インク注入時にカートリッジ内の残量がわからないのでこぼしやすいが、工作が好きならインク注入作業は面白いと思う。インクコストも純正に比べて激安になるので、試してみてもよいと思う。
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