ORICO 2.5インチHDDケース(2169U3-BK)レビュー

2169U3-BK PC・ガジェット等

余ったHDDで自宅LANにNAS構築
ノートパソコンのHDDをSSD化したので、もともと取り付けられていた500GBのHDDが余っていた。無理に使わなくてもいいかなということで引き出しの中に保管していたが、自宅ネットワーク内にNASがあると便利そうだということで、その余ったHDDを使ってNASを運用してみることにした。NASとしてネットワークに接続するため、ORICO 2.5インチHDDケース(2169U3-BK)を購入することにした。

ケースHDD収容状態

購入したときのポイント
・NASとして運用するので、24時間電源を入れたままとなるので、熱がこもらないような金属筐体にしたかった
・アマゾンでの評価がよかった
・価格が安かった(1,200円くらい)

パッケージはこんな感じ。

2169U3-BKパッケージ

最終的にルータに外部ストレージを接続することができなかったので、家にあって全く使われていなかったラズベリーパイ(Raspberry Pi)に接続して運用することとした。結果として数カ月運用しているが、ノントラブルですこぶる快調である。

開封

付属品一覧

部材としての添付は、
・ドライブケース
・USB3.0
・ガタツキ防止のスポンジ(厚、薄一枚ずつ)
・取説など
・小さなドライバー(すみません、画像に写しそびれました。。。)

ドライブ取り付け

ドライブケースの蓋を開けるとこんな感じ

ケース分解状態

取扱説明書ではこのままHDDを差すように書かれている。

取扱説明書抜粋

画像を見てもわかると思うが、斜めに入れようとすると接続コネクタがねじれる。これは少し気になるのでケースの基盤側を外すことにした。付属のドライバーを使ってこの部分も外せるので外してみる。

ユニット取り外し

基盤を外したら、HDDなどのドライブに取り付け。

ユニット接続前のHDD

これならねじれることなくすんなりHDDなどのドライブに取り付け可能。精神衛生上とてもよい(笑)
そしてHDDに取り付ける。

ユニット接続後のHDD

基盤を外したときの逆で、USBコネクタ側を差し込んで取り付ける。

HDD取り付けの様子

装着が完了するとこんな感じになる。HDD厚が9.5mmだとスポンジを入れなくても問題はなさそう。
持ち歩く場合は薄い方のスポンジを入れておくと安心な感じはある。

2169U3-BK HDD装着後

かみ合わせ部を注意して、これも斜めに差し込む。

かみ合わせ部拡大

このように斜めに取り付け。

はめ込み

ケースをネジ止めして完了!

ケースネジ止め

ベンチマーク

さてここで皆さんお待ちかねのベンチマーク

HDD(Seagate 500GB 9.5mm ST9500325AS)
HDDベンチマーク

SSD(SanDisk 240GB SDSSDA-240G-J25C)
SSDベンチマーク

HDDでもそれなりにスピードが出ているので、実用上は問題なさそうかな。
Raspberry Piに数ヶ月取り付けてバスパワーでHDDを動かしていたけどトラブルは皆無であったので、Raspberry Piのドライブケースとしては十分使えると思う。

注意点
この製品の注意点としては、斜めに差し込まないとHDDが入らないので、僕は接続部の基盤を取り外し、HDDに取り付けてから再度筐体に収容した。別にこの手順をとれば基盤に負荷がかかることもないが、横着すると曲げる方向に負荷がかかるので使う前から壊れてしまうような気がした。
あと表面がパンチングメタルなので、何かにぶつかってしまうと簡単に凹んでしまうような気がする。持ち運びには向かないのではないか。

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